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幼少期

今でこそ人生の後半に差しかかった単なるデブなオッサンですが幼稚園の頃はガリガリでいつも熱を出していました。特に扁桃腺がすぐに腫れて高熱を出すと言う繰り返し。思い返すと小学3年生4年生くらいまでしょっちゅう学校を休んでました。で、その度に大叔母の病院に行く訳です。

余談ですがその大叔母の内科医院に母が働いていました。人手が足りないと言う事で15歳で北九州市の門司から新潟市に。叔母(母からみたら)の病院で働きながら学校へ通ってたそうです。おかげ様でその知識と経験を生かして現在でも治療家として活躍してますが詳しくはまたいつか。

話を戻すと高熱をだしてウンウンと唸ってる私を迎えるのは強烈な鍼治療。先ずは体温計で熱を計る。その次に扁桃腺に薬を塗ります。涙目になりつつオエっと言いながら。ここまでは至って普通の内科医院の治療。問題はこの後。良導絡の治療器具を使いながら全身測定しこれでもかっっっ!ってくらい鍼をブスブスと刺しまくり。この鍼がまた痛い。良導絡は電気を通すので鍼が太い。鍼が細いと電気が集中して痛さが増すと同時に金属疲労を起こしやすく鍼が途中で折れる状態、いわゆる折鍼(せっしん)が起きて非常に危険です。なので否が応でも鍼は太くなる訳です。もうこの痛い鍼が嫌で嫌でしょうがなかったけど高熱を出してる幼子は逃げる術も知らず毎回毎回ただただ泣きながら刺されまくっていました。

この経験があるから今の私の治療は出来るだけ細い鍼を使用してます。学生の時に師匠に言われた言葉。我々プロは痛くない刺し方をマスターしなきゃならない。痛くない刺し方を覚えれば痛い刺し方も出来るから。

理想は何をしてるかわからない内に治療を終わらすこと。ただわざと鍼を刺してることを認識させる技も必要。治療の奥深さは途方もなく深い。まだまだひよっこです。

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