バランス
私の治療のやり方です。
皆さんが訴える症状や痛み(例えば腰が痛いとか肩がこるとか頭痛がひどいとか)を緩和する、または完治できるよう治療するにあたって重要とする事柄はいくつかありますが個人的に大切にしているのは「バランス」です。東洋医学的に言うと「陰」と「陽」のバランスです。「陰」が強すぎても病気になるしかと言って弱くても病気になる。これは「陽」も同じ。その人にとってちょうど良い状態に持っていきます。同じように「五行」のバランス、すなわち「臓腑」のバランスも正しくしていきます。このバランスを整えるの西洋医学に当てはめると自律神経を整える事にあたります。ご存じだと思いますが簡単に説明すると自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。自分が応援してるチームが九回裏ツーアウトから逆転ホームランでサヨナラ勝ちしたとき、大好きなアイドルのライブを観てノリノリの状態、いわゆる興奮してるとき優位に立っているのが交感神経の役割です。副交感神経はその反対。ゆったりとリラックスしている状態のときのことです。この自律神経が乱れてるとき様々な症状が出てきます。不眠、動悸、頭痛、吐き気、多汗、のぼせ、肩こり、四肢の痺れ、不整脈、無気力、胃炎、過呼吸などざっと思いつくだけでもこれだけの症状が出てきます。しかもこれらはあくまでも一例にしか過ぎません。これらを自律神経失調症と言いますがバランスを重要視する東洋医学にとってこの症状を治すのは得意分野であると思っています。